C h a p t e r 1   あり方が見つからないとき

資金30万、妻のお腹の中に第二子

独立当初、資金30万で飛び込んだ世界

5月から私のあり方について発信してきました。

「共感します!」「刺さります!」と心温まるコメントやメッセージ、また、クライアント様からも嬉しい感想もいただきました。

一方で、こんなお声もありました。

「頭ではわかるけど、実際には売上に追われてしまう」 「貢献とか利他って、正直まだ余裕がなくて……」

──その気持ち、すごくよく分かります。

なぜなら、私自身がまさにそうだったからです。 今でこそ「あり方がすべての土台」と語るようになった私ですが、最初からそうだったわけではありません。むしろ、「売上さえあればなんとかなる」と思っていた時期の方が、はるかに長かったのです。

これから少しずつ、そんな**“がむしゃらで苦かった時代”**の体験を綴っていきたいと思います。

誰かの今に、ヒントや希望として届くことを願って──

そのお気持ち、とてもよくわかります。

私自身、今では「あり方」について発信させていただいてますが

これを確立させるまでには7年もの時間を費やしました。

決して、最初から順風満帆だったわけではありません。

そんな私の苦くがむしゃらな体験談、お伝えしていきたいと思います。

何かのヒントやきっかけになれば嬉しいです。

独立を決めたとき、手元にあったのは約130万円。 その中から ビジネススクールの授業料として、

100万円を先に払っていたので、手残りは約30万でした。

更に、妻は専業主婦。上の子は3歳、下の子はまだ妻のお腹の中。 家計の責任はすべて自分にありました。

私が独立することは妻には強く反対されました。それは当然だと思います。でも、私はどうしても独立して「経営者の気持ちが本当にわかるコンサルタントになる」

その思いだけは譲れませんでした。

「月25万円は必ず家に入れる」と妻と約束し、

会計事務所の安定収入を手放して独立。

当時は心に余裕などなく「あり方」など一切考えず、

とにかく売上を上げることだけを考えていました。

今振り返ると、必死すぎて怖さを感じる余裕すらなかったと思います。 でも、あのときに踏み出さなかったら、今の自分はなかった。

ゼロからの挑戦は期待と恐怖の連続。でも、それを超えるには「覚悟」が必要だと思っています。