C h a p t e r 1   あり方が見つからないとき

動かすのではなく、自分を整える

クライアントが動き出す、自分の整え方

クライアントが動かない。

そう感じるとき、

以前の私は相手を見ていました。

やる気がないのだろうか。

伝え方が悪かったのだろうか。

もっと強く言うべきだろうか。

原因を、外に探していました。

でも、あるとき気づいたのです。

クライアントが動き出す時期には、

共通点がありました。

私自身が、整っているときでした。

これはどこかで聞いたことがあるような話に聞こえるかもしれません。

ですが、実際に私が体感したことでした。

クライアントが動き出すとき

それは

自分の中で「これでいい」と思えている時期。

迷いがなく、焦りもなく、

自分のあり方に沿って動けている時期。

そういうときに、

クライアントが動き成果を出し始めます。

逆もあります。

私が焦っているとき。

評価を気にしているとき。

早く結果を出さなければと思っているとき。

そういう時期は、

どれだけ正しいことを伝えても

相手は動きません。

言葉は同じでも、

伝わるものが違うのだと思います。

焦りは、伝わります。

迷いも、伝わります。

自分は隠しているつもりでも、

相手は感じ取っています。

だから私は、

相手を動かそうとするのをやめました。

代わりに、自分を整えます。

朝、感謝を述べる。

自分の意識がどこを向いているか確認する。

あり方に立ち返る。

やっていることは、それだけです。

シンプルすぎて、

技術と呼べるようなものではありません。

でも、これが一番効きます。

クライアントを動かすのではなく、

自分を整える

すると、不思議と動き出す。

今の私にとって、それが 一番の解決策です。