C h a p t e r 2   クライアントが続かないとき

血のつながりでは、決まらない

家族は、どこまでが家族か

私にとって、一番大切なのは家族です。

そう確信した瞬間、ふと考えたことがあります。

家族とは、どこまでを指すのだろうかと。

妻・子ども・両親

所謂、血縁関係にある人たち

それが一般的な家族の範囲でしょう。

でも、私の感覚では

もう少し広い気がしています。

10年以上お付き合いしているクライアント。

その方の会社の状況も、

ご家族のことも知っています。

お子さんの進学の話を聞くこともあります。

ご両親の体調を心配する声も聞きます。

数字の話をしているはずなのに、

いつの間にか人生の話になっている。

そういう関係が、いくつもあります。

これは、取引先と呼ぶには

少し距離間が違う気がする

そう気づいた途端、

毎朝、感謝を述べるときに浮かんでくる人たちの顔ぶれが変わりました

クライアント。

そのご家族。

会社で働いている方々。

私を取り巻いてくださる、すべての人。

その人たちの顔が浮かびます。

だから、こう思うのです。

家族とは、血のつながりで決まるものではなく、

その人の人生に

どれだけ関わっているかで決まるのではないかと。

一生付き合う覚悟で向き合っている相手。

その方の会社が続くこと。

そこで働く人が豊かであること。

それを本気で願っているなら、

もう家族と呼んでもいいのかもしれません。

もちろん、これは私の勝手な感覚です。

でも、そう思って関わると、

出てくる言葉が変わります。

判断の基準も変わります。

家族のことなら、 損得では考えません。

今の私にとって、その感覚が仕事を支えています。