信頼は、広げるのではなく深める
信頼の先にあるもの
ー信頼の先にあるものとは?ー
数回の支援で終わる関係と、数年単位で続く関係。
どちらもクライアントの課題解決に真剣に向き合い、
寄り添い、サポートしているつもりなのに
──なぜ続かないのか?
その理由は様々あるでしょう。
ビジョンの共有・問題への切り込みが甘い、
期待値とのズレ、コミュニケーション不足、接触頻度の薄さ…。
あるいは、クライアントが“満足”してしまったことも一因かもしれません。(実は「満足感」は、その先にある可能性への挑戦を止めてしまうことがあるのです。)
一般的には「満足度の高さ=信頼」だと考えられています。
確かに、目の前の成果に導くことは、
コンサルタントとしての責任でもあり、
腕の見せ所でもあり、成果は信頼につながります。
しかし、長期的な関係に変えていくには、“その先”が求められます。
それは、目の前の課題だけでなく、
その人の人生全体を見つめる視点を持っているかどうかです。
表面的な成果だけでなく
「この人がどうありたいのか」
「どんな未来を生きたいのか」
まで一緒に向き合える覚悟。
言い換えれば─クライアントの“未来のセルフイメージ”にまで伴走できるかどうかです。
それは、自己とクライアントへの“問い”をやめないこと。
「なぜ今、この言葉を選んだのか?」
「なぜこの未来に向かいたいのか?」
「本当の課題はどこにあるのか?」
そうした問いを地道に日々、重ねることで言葉に深みが生まれます。
私にとって信頼とは「広げる」ものではなく「深める」ものだと捉えています。