C h a p t e r 3   営業に違和感を感じるとき

選ばれようとするうちは、選ばれない

選ばれない人

独立したばかりの頃、私は「どうすれば選ばれるか」ばかりを考えていました。

どう話せば契約を取れるか。 どんな言葉なら響くか。

頭の中は常に“自分”のことでいっぱいでした。 クライアントの成果よりも、自分がどう見られるか、どう評価されるかに意識が向いていたのです。

でも、ある時ふと気づいたんです。 「選ばれようとするうちは、選ばれない」と。

例えば。

クライアントと寄り添う姿勢で接することも

常に相手のために努力することも

その目的の心の底に「選ばれたい」という思いが眠っていたら。

その思いは「違和感」となり相手に伝わってしまいます。

これは、私自身の痛い過去の体験から学んだことです。

誠心誠意、寄り添ってるにもかかわらず、なかなか選ばれない時こそ、

自分でも気づいていない「無意識」を見直すチャンスです。

もしかしたら、“選ばれようとしている自分”が存在しているかもしれません。