あり方と利益、その揺らぎ
利益とあり方のバランス感覚
「貢献が先。でも、売上も欲しい・・・」
そんな問いが胸をよぎる瞬間は、誰にでもあるはずです。
特に「あり方」を大切にし、クライアントの成果を願うコンサルタントほど、 “利他”と“利益”の狭間で葛藤を抱えやすいものです。
貢献が先だと頭ではわかっている。
けれど、現実には数字が気になる。
理想と現実の間にある揺れをつい「未熟だ」と責めていないでしょうか。けれど私は、まずその“葛藤している自分”を認めることが大切だと考えています。どちらかに振り切れない自分は、決して弱さではありません。
「どちらも大切にしたい」という思いがあるからこそ、迷いが生まれる。
ならば、まずはその迷いに「よくやってるな」と声をかけてやる。自分を認めることが、あり方を整える第一歩です。
利益を求めることは、貢献から外れる行為ではありません。自分の価値を正当に扱うことも、ビジネスの本質です。
「あり方」と「利益」は対立構造ではない。 どちらか一方を切り捨てるのではなく、折り合いをつけながら進む。
そのプロセスこそが、軸を持ったコンサルタントとしての器を育てていくのだと、私は思うのです。