伴走者として、試される瞬間
伴走者として試されるとき
時に伴走者としてあり方を試されるときがあります。
例えば。
クライアントの成果がなかなか出ない。 提案しても動かない。 こちらがいくら準備しても前に進まない
そんな場面に直面すると、コンサルタントや士業はつい焦りがちです。
「自分の関わり方が悪かったのでは?」 「提案が間違っていたのでは?」 「もっと強く言うべきだったか?」
私は、この“焦り”を感じた時こそが、試されてると捉えています。
その際、焦りをこのように捉えています。
それは 次のステージに進むための“踊り場” で起きている現象です。
高層ビルの非常階段には必ず踊り場があります。 息を整え、これまで登ってきた階段を振り返り、 これから向かう階を見上げ、 心を決め直すためのスペース。
クライアントにも、同じ「踊り場の時間」が存在します。
行動が止まるように見えるのは、 課題の整理、優先順位の再調整、 そして“これから本気で向き合う準備”をしているからです。
焦りで無理に引っ張れば、関係は壊れます。 逆に、焦らず見守り、必要な質問を渡し、 整うのを“待つ”ことができれば、 クライアントは自らの意思で動き出す。
士業やコンサルタントの仕事は、成果を急がせることではなく、 クライアントが自分の足で歩き出せるように 「踊り場での時間」を正しく扱うことです。
動かない時間そのものがクライアントの成長の一部であり、 伴走者である私たちの在り方が “試されている時期” なのです。