社長を、頑張らせない
本業に集中できる環境を作ること
コンサルタントの役割はいくつもあると思います。どの役割を担うかはコンサルタント自身のあり方に直結します。
私があり方を大切にしているのは自分の役割をゆるぎないものにするためでもあります。
「他社貢献」
これが私のあり方です。
具体的にどんな業務を担っているかというと「財務」に関することです。
おわかりだと思いますが、中小企業の社長は、 社長業だけをやるわけにはいきません。
営業、現場、採用、育成、トラブル対応。
その合間に、資金繰りやお金の不安を抱えながら、 日々、意思決定を重ねていらっしゃいます。
この状態で、本当に思考が前に進むでしょうか。
実際、お金の不安は、人の思考を確実に止めます。
やりたいことよりも、 「今月大丈夫か」 「この先どうなるか」 という心配が先に立つ。
すると、本業に集中できなくなり、 本来出せたはずの成果まで遠ざかっていきます。
私は、ここが成果の大きな分かれ道だと感じています。
だから私は、「私がやった方が成果が出やすい」と思うことは、 迷わず引き受けます。
資金繰りを考える時間。 お金の流れに悩む時間。
社長が本業に集中できる環境をつくること。 それが、私の役割だと思っています。
財務を引き受けると、社長の表情が変わります。
思考が軽くなり、本来やるべき判断にエネルギーを使えるようになる。
その結果として、売上が伸び、組織が安定し、人が定着していく。
私は、数字を扱っていますが、見ているのは数字だけではありません。
その人が、本来の力を発揮できているか。
の状態をつくることが、 本当の成果につながると信じています。
成果とは、頑張らせて生み出すものではなく、 集中できる環境が整った結果として現れるものではないでしょうか?
自分のあり方を整えることも「他社貢献」だと考えています。