C h a p t e r 1   あり方が見つからないとき

前に進めない壁の正体

コンサルタントの壁はどこからくるのか?

コンサルタントとしてぶつかる 「新規が続かない」

「契約がつながらない」

「クライアントが離れていく」

という課題。

多くの人は、これを ノウハウ不足や仕組み不備の問題だと捉えます。

しかし、本当の原因はそこにはありません。

その壁の正体は“自分の思い込みに気づけないこと”です。

「自分は他者貢献できている」 「価値は伝わっているはず」 「クライアントのために動いている」

そう“思い込んでいる”前提そのものが壁になります。

厄介なのは、 思い込んでいる本人ほど気づけないこと。

実は、これは私自身の体験でもあります。

私はそれに気づくのに 7年 かかりました。

メンターのカバン持ちをしながら、その背中を見つめ教えを与えていただいたにもかかわらずまったく響かなかったのです。

心の中は、まさに八方塞がり。

新規は不安定、契約は続かず、クライアントの離脱が怖い。 それでも私は、自分はちゃんとやっているのに何が足りないかがまったくわかりませんでした。

思い込みに気づけないとは、こういう状態です。

それでも、諦めずに言い続けてくれたメンターの存在が、 私にとって大きな転機になりました。

ようやく自分の中の“思い込みの壁”が崩れ落ちたとき、 現実が動き出したのです。

ここで伝えたいのはただひとつ。

前に進めない現実は 自分が握りしめている思い込みに気づくためのサインとして現れています。

この視点を持てたとき、コンサルタントとして一皮むけ、そこには信じられないくらい幸せな世界が広がります。