C h a p t e r 1   あり方が見つからないとき

鎧が、スッと剥がれ落ちた

あり方が定まったとき、すべてが自然に動き始めた

=成果は「出す」ものではなく「湧き出てくる」もの=

あの日、華厳の滝の前で「他者貢献」という言葉が降りてきた瞬間から、

私の中で、何かが確実に変わり始めていました。

その変化は、派手なものではありません。

むしろ、日々の小さな選択や姿勢の中に、

静かに、確実に現れていきました。

たとえば──

「成果を出さなければ」と焦っていた自分が、

いつしか「成果を“共に創る”ことが楽しい」と

感じるようになっていたのです。

以前の私は、

“評価されたい”

“認められたい”

“契約を切られたくない”

といった思いに縛られ、無意識のうちに

“自分のため”のコンサルティングをしていました。

でも、“あり方”が定まったことで、視点が180度変わったのです。

クライアントの話をじっくり聴かせていただくことで

「この人のために、どこまで寄り添えるか?」

という問いを持ち続けられるようになりました。

すると驚くことが起こり始めました。

「成果が出ました」

「社員が変わってきました」

というご報告をいただけるようになり、更には、

「草間さんがいてくれてよかった」と

言ってもらえることが増えたのです。

それらの言葉は私にとって何よりの報酬でした。

仕事をすることに【喜び】と【豊かさ】を実感できるようになり、

嬉しいことに営業をせずとも、紹介で新しいご縁が生まれ、

契約期間も自然と長くなり、結果的に売上も上がっていきました。

ただただ、目の前のクライアントの

「本当に欲しい成果」を一緒に見つけ、言語化し、

その実現に貢献することを第一とした結果、

“成果”も“信頼”も“安定”も、あとからついてきたのです。

そして、確信しました。

コンサルタント自身が「あり方」を整えたとき、

成果は“引き出す”のではなく、“湧き出てくるもの”になると。

この時から、私は「成果貢献型コンサルタント」としての道を

丁寧にまっすぐ力強く歩み続けています。