C h a p t e r 2   クライアントが続かないとき

貢献と成果、その違い

本当の伴走者

コンサルタントの世界では、 「貢献することが大切」 「与える側に立つべき」 という言葉をよく耳にします。

もちろん、それは間違っていません。

ただし、ここに一つ大きな落とし穴があります。

それは、 貢献と成果を同じものとして捉えてしまうこと。

貢献とは、 行動・姿勢・意図の話です。

一方で、成果とは クライアント側に起きる“変化”の話です。

つまり、 貢献は「している側の視点」 成果は「受け取る側に起きた結果」

この違いを混同すると、 「こんなにやっているのに」 「もっと何かを出さなければ」 という感覚が生まれます。

貢献しているがクライアントの成果が思うように出ない

ーーーーこの場合、実は意識のベクトルがまだ自分に向いています。

「クライアント成果に貢献する」

成果に視点を置いた瞬間、 コンサルタントの関わり方は一変します。

そして皮肉なことに、 成果に集中し始めたとき、 結果として 「一番深い貢献」になっている。

この逆転が起きたとき、 コンサルタントは 本当の意味で“伴走者”になれるのではないでしょうか?