C h a p t e r 5   役割に迷うとき

賞味期限の、意外な基準

コンサルタントの賞味期限はどこで決まるのか?

=旬な状態で食べられる期間

コンサルタントという仕事には、 賞味期限があるのでしょうか。

もし、あるとしたらそれはどれくらいなのか?

プロジェクト型のコンサルであれば、 半年や一年で契約が終わることも珍しくありません。 課題を整理し、改善の方向性を示し、 役割を終えるという形です。

もちろん、それも一つの関わり方だと思います。

ただ、私が思うコンサルタントの仕事は 少し性質が違いました。

経営には終わりがありません。

一つの課題が解決すれば、 また次の課題が生まれます。

人の問題、資金の問題、 事業の方向転換。

状況は常に変わり続けます。

だから私は、契約するときに 「どこまで関わるか」を決めています。

それは、期限ではなく覚悟です。

この会社の未来に、 どこまで責任を持って関わるのか。

伴走型のコンサルとは、 単なるアドバイスではなく、 経営の時間を共に歩く仕事なのだと思います。

コンサルの賞味期限は、 契約期間で決まるものではなく

どこまで関わる覚悟があるのか。 そこで決まると思っています。