寄り添うほど、歩けなくなる
寄り添い型? 伴走型?
コンサルタントには、大きく二つのタイプがあると思っています。
寄り添い型と、伴走型。
言葉は似ています。
でも、この二つは本質的に違います。
寄り添い型は、クライアントの隣にいます。
話を聞き、共感し、支える。
それ自体は、とても大切なことです。
でも、寄り添うことだけを続けていると、
あるとき気づきます。
クライアントが、自分で歩けなくなっている。
寄り添いが、いつの間にか
依存を生んでしまうことがあるのです。
一方、伴走型は、少し違います。
隣にいることは同じです。
でも、目線は常に「その人が自分の足で歩けるように」
向いています。
支えるけれど、抱えない。
寄り添うけれど、依存させない。
そのために必要なのは、
お互いが自立していることです。
私はスペシャリストです。
財務という専門分野に徹します。
社長には、社長にしかできないことがあります。
私には、私にしかできないことがあります。
その役割を、お互いに理解し合う。
そこに、健全な距離が生まれます。
依存と伴走は、まったく違います。
依存は、相手がいないと立てない状態。
伴走は、いつか一人で歩けるようになるための関わり。
私が目指しているのは、後者です。
いつか、私がいなくても
クライアントが自分の軸で判断できる状態。
そこに向かって、共に走る。
もちろん、それには手間ひまがかかります。
効率だけを考えれば、
寄り添うほうがずっと楽です。
でも、本当の貢献とは何かを考えたとき、
私は伴走を選びます。
今の私にとって、それが
コンサルタントとしてのあり方です。
あなたは、寄り添い型でしょうか。
それとも、伴走型でしょうか。