C h a p t e r 5   役割に迷うとき

コンサルタントが持つ、世界観

「コンサルタントの世界観とは?」

コンサルタントとしてクライアントの情報を伝えるスタイルは、

大きく分けて二つの形があります。

ひとつは、1対1の“個別コンサル”。 もうひとつは、セミナーや講座といった“集団スタイル”

多くのコンサルタントの場合はこれらを掛け合わせたビジネスモデルをもっているため、

まことしやかに言われている「コンサルタントは年商3000万が当たり前」の世界観が

広がっています。中には年商数億円の方もいらっしゃいます。

コンサル業という無形サービスの世界で、その数値を生み出せるのは素晴らしいことだと思います。だからこそ、私もその世界を目指し、それと同時にそれができてない自分はダメなコンサルだと自らレッテルを貼っている時期がありました。

そんな時、ふと「自分が本当に望んでるのはどんな世界なのか?」と我に返る瞬間がありました。

「家族旅行に行き、妻とゴルフに行く 穏やかな世界」

そんなイメージがわいて来ました。それに気づいたとき何かから解放されたような気持ちになり、大きく深呼吸をしていました。

その瞬間です。私の価値観が大きく変わったのは。

「無理をしてセミナー、講座、そして、営業をしなくていい。自分がやりたいことを丁寧にやっていこう」

その思いが腹落ちしてから個別対応だけのコンサルスタイルが確立しました。

個別も集団もどちらにも強みと限界があります。

どちらが正しいということはありません。 大切なのは、自分に合ったスタイルを見極めること。 その選択が、歩みを続けていくための確かな支えになるのだと思います。